2013年4月30日火曜日

披露宴のBGMについて

4月27日は自分の結婚式・披露宴の日だった。
当初は親戚だけで結婚式、その後に食事会という計画だったけれど、両親に反対されたし、確かに親戚だけ集まっても全然面白くないので、友達を招待して披露宴らしい披露宴をしようということになった。
ただ僕も妻も目立つことが苦手なので、手紙の朗読とかキャンドルサービスとかはなしにした。やりたい演出を決めていくよりも、やりたくない演出を決めていくという、消極的な方法だった。
それでも、終わった後には「良い披露宴だった」と友達や親戚、両親から言ってもらえたので、本当にやって良かったと思う。

BGM選びにはいちばん時間をかけた。せっかくなのでブログに残しておこうと思う。


・新郎新婦入場:
 Stardust / Hoagy Carmichael

映画『人生はビギナーズ』のオープニングで使われていて、とても良い雰囲気の曲。失恋を歌った曲だけど、それで始まるのが自分の披露宴には相応しい気がしたので。





乾杯:
 Where or When / Peggy Lee

ミランダ・ジュライの映画『ザ・フューチャー』で、恋人二人を再び結びつけるしるしとして使われた曲。ゆったりした曲調で、上品な雰囲気が出て良かったと思う。





ウェディングケーキ入刀・ファーストバイト:
 Wouldn't It Be Nice / The Beach Boys
 Please Let Me Wonder / The Beach Boys

The Beach Boysの2曲。BGMを考え始めたとき、いちばん最初に"Wouldn't It Be Nice"が思い浮かんで、そのまま使った。明るい曲調も歌詞も披露宴にぴったりだと思った。"Please Let Me Wonder"の歌詞もとても好きだ。





テーブルフォトサービス:
 悲しみのラッキースター / 細野晴臣
 White Sky / Vampire Weekend
 The Boy With The Arab Strap / Belle & Sebastian
 
明るく軽快な曲調が良かったのでこの3曲にした。実際にやってみたら、9テーブル回るのに3曲じゃ全然足りなかった。ここは最後に考えたので手抜き選曲になってしまった…。





お色直し退席:
 Don't Look Back / She & Him

妻がズーイー・デシャネル好きなので。これも失恋っぽい歌詞だけど誰も分からないだろうと思って選んだ。





お色直し退席中:
 Today Is The Day / Yo La Tengo
 I'll Be Your Mirror / The Velvet Underground
 Milk-Heavy, Pollen-Eyed / Laura Gibson
 Time Has Told Me / Nick Drake
 Wayward / Vashti Bunyan
 Two Doves / Dirty Projectors
 O, Evelyn... / Owen
 This Must Be The Place (Naive Melody) / Talking Heads

自分が会場にいない間だから選ばなくても良かったんだけど、せっかくなので選んだ。うるさくなくてゆったりした音楽、洋楽で、しかも歌詞の内容が良いものという条件で約30分間のプレイリストを作った。プランナーさんに聴いてもらったら「乾杯の後に流しましょう」と言われて、それも良いなと思ったのでそうしてもらった。退席中に流れたのかどうかは分からない。
この流れは自分でも気に入っている。





お色直し入場:
 Party / 麓健一

お色直しは和装にしたので、後半は日本語の歌を多めにした。
歌詞が「しらけたパーティー」という単語で始まるけど気にしない。大好きな麓健一の曲にのせて入場できて満足。


祖父母へのプレゼント贈呈:
 とつとつアイラヴユー / 二階堂和美
 スマイル / 細野晴臣

祖父母のイメージに合わせてささやかな愛情を歌っている曲を選びたかったので、この2曲にした。





・プロフィールムービー:
 o.A.o / くるり

プロフィールムービーで親を感動させよう、友達に感謝を伝えるものにしようという目標ができてからは自然と構成が浮かんできたので、寝る間を惜しんで頑張って作った。
歌詞の最後に「ありがとう」という単語がある。


両親への花束贈呈:
 One Of These Days / Owen

もし自分が披露宴をすることになったら必ずかけようと決めていた曲。自分で収入を得て自立することで、かつて自分を育ててくれた父親の偉大さを実感することを歌った曲。





新郎新婦退場:
 小旅行 / cero
最後に相応しい曲がなかなか思いつかなかったけれど、大好きなceroをかけたら自分が良い気分で退場することができるのではと思い、選んだ。


退場後:
 Contemporary Tokyo Cruise / cero
 続きを / salyu × salyu
「続きを」は結婚のずっと前、気持ちが落ち込んだときによく聴いていた曲。坂本慎太郎の歌詞が素晴らしい。





以上。
完全に自己満足の選曲なので、選んでいるときがいちばん楽しかった。
披露宴の本番でこのBGMが流れたときも、会場が自分の想像通りの雰囲気になって良かった。


8tracksにも前編、中編、後編の3つに分けてまとめた。
前編:http://8tracks.com/uich/bgm
中編:http://8tracks.com/uich/bgm-2
後編:http://8tracks.com/uich/bgm-1





2013年3月9日土曜日

結婚式のこと

結婚式(披露宴)の打ち合わせで郡山へ。今日で4回目。
式までもう2か月を切っている。

結婚式の準備は、やってみると少し大変だ。
最初は親がいろいろ意見を言ってきて困ったこともあった。でもそれは二人で話し合って受けいれた。その後はある程度自分たちの好きなように決めている。


招待状は表参道のWinged Wheelで気に入ったものがあった。
招待状は昨日発送した。

最近の週末は雑貨店や食器店などに引き出物を見に行ったりしている。
招待した友達みんなに喜んでもらえるものにしたい。

あとはBGMも選んでいかないと。くるりの曲は必ずどこかで使うつもり。『人生はビギナーズ』のサントラからも何か使えたらいいな。
普段は暗い音楽を聴くことが多いので、明るい音楽を選ぶのはとても難しい。


今日の打ち合わせでは席順、妻のヘアメイク、会場の装花、料理とかを大まかに決めた。
料理は僕の地元の福島と妻の地元の新潟にちなんだものにしたいと思っている。

式場の方の話では、「東京からの招待客が多いので福島の食材は使わないでください」という人もいるらしい。それを聞いて悲しくなった。
震災から2年が経つけれど、福島に住んでいる人はこんなコンプレックスをあと何十年抱え続けていかなければならないのだろう。


打ち合わせの帰り、うすい(郡山の老舗デパート)に寄ったんだけど、あまりお客さんがいなかった。あれ、郡山ってこんなに活気がない街だっけ…と思った。
郡山駅から新幹線に乗って東京駅に戻ってきたら、まるで別世界に来たような感覚だった。いつも感じるけれど、今日は特にそう感じた。

2013年1月2日水曜日

cero COUNTDOWN PARTY 2013

12月31日、渋谷WWWで行われたceroのカウントダウンライブに行ってきた。

年末から1月2日までは東京で過ごすことになりそうだったので、ceroを知らない妻を2週間くらいかけて説得した。説得は一度は失敗したが、家でCDを毎日かけるなど地道な努力を重ねた結果、一緒に行ってくれることになった。

ライブが終わった頃には妻もすっかりceroを好きになっていた。嬉しかった。

ライブの内容は、『My Lost City』の全曲をアルバムの曲順通りに演奏するもの。その後にアンコールで「21世紀の日照りの都に雨が降る」と「大停電の夜に」を演奏して終演。
改めてアルバムの曲順通りに聴くことで、最後の「わたしのすがた」でceroが伝えたいことがよく分かった気がした。

2012年は洋楽に対する興味が薄れたことに加えて、震災と原発事故を経た日本人がどういう音楽を作るのか、ということに興味が向かい、日本の音楽ばかり聴いていた。その中でも特にceroの『My Lost City』は今年いちばん聴いたアルバムだ。
くるりの新譜もとても良かったが、自分の中でceroはくるりを簡単に超えてしまった。


夢のようなライブだった。
今はもう2013年の1月2日だ。
大晦日のことが遠い昔のように感じる。

「わたしのすがた」の歌詞にある<海がでてくる夢をみていた/あるはずない みたことない 誰もしらない パラレルワールド>というフレーズそのものだな。